2013年4月9日火曜日

ゴム鉄砲の製作3 完成

 銃口の加工が済んだら銃身の接着が続く。
木工用ボンド(というのはご存じのとおり、商品名。教育的・公務員的に言えば酢酸ビニル樹脂エマルジョン接着剤と言うべきか…)を用いる。上の写真のように付けた後、指で伸ばす。
これが「気持ち悪い」って生徒も多数。
身の回りにあるものの大多数よりよっぽど清潔なんだけどな。
接着剤って実は塗った後の養生が大切。確実にクランプをかけて適切な時間保持しないと接着強度が確保できない。

説明書通りに作ると、部品ごとに①切って②貼って③加工する、を繰り返す。すると部品ごとに養生の時間が取れないので、部品はすべて切断して、必要箇所の接着を先に行っておくほうが良い。
 部品は切りっぱなしだとこんな風にバリが出る。バリの語源、気になって調べてみた。google先生曰く、語源は英語のburrらしい。自分の記憶では「イバリ」から来た、と思ってたからちょっと驚き。ま、google先生が100%あってるわけではないし、ほんとの語源はなんなのか?という質問を頭の引き出しにしまっておこう。あ。バリはサンドペーパーを掛けて落としておく。
 部品を接着する。使ってるのはベンチバイス。このベンチバイスの口金はチェッカリングを切ってるから木工には適さない。やんわりクランプ。
 あとは説明書通りにけがいて切断。今回の材料はヒノキ。ヒノキってやわらかいってイメージがあるけれど、加工は精密なほうが仕上げは楽です。
 見えるかな?けがき線が机と平行or若干前方が外側になる用に固定。前方が机側に寄ってるとのこぎりが入らなくて切れないから。

良くできた設計なので、少しくらい寸法が外れてもちゃんと製作できる。トリガーグルーブの図。この後フレーム系を接着していく。接着の順序は①「N」、トリガーグルーブをセットして、様子を見ながら②グリップベース、③銃身(バレル)、④「O」の順番で行った。
はい、これで完成。フレームを木ネジで固定すると説明書には書かれてるけれど、今のところ接着剤のみでOKの様子?オッグクラフトさんにはほかにも多数のゴム鉄砲があるので、器用な人はチャレンジしたら楽しいかも。
 
と~っても簡単にゴム鉄砲の作り方を説明してきました。
 
実は特別支援用教材の第2弾も既にスタート&8割完成状態です。
良かったら見に来てね。
第二弾は金属加工だよ。
 

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