2013年5月6日月曜日

材料と加工:新型iPhone風(?)しおりの製作4 外形・リンゴマークの加工2

 ニッパで切れないとなると、こうやって加工します。
タガネという工具です。はさみと同じように材料を擦り切っていく加工になります。このような加工をせん断とも言います。写真には写っていませんが、タガネのおしりをハンマで叩きます。すると万力の口金とタガネの先端で材料を擦り切る力(せん断力)が働き切断されていく、という形です。

タガネでざっくり穴をあける。
 裏は汚くなることがあるので、リンゴマークのギリギリで穴をあけてたら修正が苦しいかも。
 穴が開けば後はやすりでごりごり。
 もっとごりごり。
 だいたいOK。
 やすりで削った後は研削痕をサンドペーパーで丸めていきます。
 これでリンゴマークはOK!
残っているペーパーパターンはこのスプレーを使えばとっても簡単にはがすことができます。ただ母材が木材など、しみこみやすい材料には適しません。










今日はここまで。
次回で最終回です。

2 件のコメント:

  1. コメントへのお返事ありがとうございました!
    教育実習の範囲が材料加工とエネルギー変換に決まりました。また改めてブログを拝見させていただきます!

    技術の教育実習でのアドバイスがあれば伺いたいです(^^)

    更新が楽しみです♪

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  2. 匿名さん

    コメントありがとうございます。
    教育実習に行かれるのですね。
    アドバイスできるのは、実習は苦しいけれど、楽しくないかもしれないけれどあきらめないで、ということです。
    また、実技指導と座学の指導は勝手が違います。実習では座学が主になると思われますので、座学を中心としている五教科専攻の仲間がいれば、ぜひ一緒に勉強される事をお勧めします。

    更新も頑張ります(^^;)
    ネタは仕込んでますので、良かったら見ていただけたらと思います。

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