ニッパで切れないとなると、こうやって加工します。
タガネという工具です。はさみと同じように材料を擦り切っていく加工になります。このような加工をせん断とも言います。写真には写っていませんが、タガネのおしりをハンマで叩きます。すると万力の口金とタガネの先端で材料を擦り切る力(せん断力)が働き切断されていく、という形です。
タガネでざっくり穴をあける。
裏は汚くなることがあるので、リンゴマークのギリギリで穴をあけてたら修正が苦しいかも。
穴が開けば後はやすりでごりごり。
もっとごりごり。
だいたいOK。
やすりで削った後は研削痕をサンドペーパーで丸めていきます。
これでリンゴマークはOK!
残っているペーパーパターンはこのスプレーを使えばとっても簡単にはがすことができます。ただ母材が木材など、しみこみやすい材料には適しません。
今日はここまで。
次回で最終回です。
コメントへのお返事ありがとうございました!
返信削除教育実習の範囲が材料加工とエネルギー変換に決まりました。また改めてブログを拝見させていただきます!
技術の教育実習でのアドバイスがあれば伺いたいです(^^)
更新が楽しみです♪
匿名さん
返信削除コメントありがとうございます。
教育実習に行かれるのですね。
アドバイスできるのは、実習は苦しいけれど、楽しくないかもしれないけれどあきらめないで、ということです。
また、実技指導と座学の指導は勝手が違います。実習では座学が主になると思われますので、座学を中心としている五教科専攻の仲間がいれば、ぜひ一緒に勉強される事をお勧めします。
更新も頑張ります(^^;)
ネタは仕込んでますので、良かったら見ていただけたらと思います。