ブラシの構造
構造の工夫とはこのことです。
ブラシの先端が割れています。
先端が割れていることで抵抗体への接触性能が向上することを狙ったと思われます。仮に異物がブラシと抵抗体の間には挟まった場合、先端が割れていない場合はブラシ全体が抵抗体から乖離しますが、先端を割ることでブラシが抵抗体に触れることができます。同様に、ブラシの摩擦によって抵抗体が削れて無くなってしまった場合も、いずれか一部が接触する可能も増えます。よく見ると、ブラシの反り方(接触圧力)も異なるように見えますね。抵抗体が削れることを配慮した作りでしょうか。
一つ100円そこらの部品でも、このような工夫がされているようです。