2012年8月9日木曜日

はんだづけ指導の注意点


ある程度の部品を取り付けたら次ははんだ付け

…「ある程度の」でいいの!?って思う人もいるかもしれません。すべてのっけてからはんだ付けのほうが間違わなくていいんじゃないの!?っていう人もいるかもしれません。が、やっぱり「ある程度」のほうが良いと思っております。部品数が増えると足の本数も増え、半田ごてのアクセスが悪くなり、必要のない場所に半田ごてがあたりうまくいかない場合が考えられます。また、全部のっけて全部はんだ付けした後にミスに気付いた場合は修正も大変です。

子どもに部品の実装をさせた場合、部品を取り付ける面を逆にしてしまう(裏面に素子が来る状態)場合がちらほらあります。目を配ってやる必要ありです。




 半田ごてが温まったらこて台付属のスポンジで軽く拭ってみましょう「ジュウ」って音がして、こて先がきれいな銀色に輝けば使用OKです。ここで無駄にこて先をぬぐう子どもには要注意。スポンジが痛みます。
 はんだ付けの基本順序は1.こてをあてる2.はんだをあてる3.はんだを離す4.こてを離す、なのはご存じのとおり。いきなりやると93%位(予想^^;)の生徒は失敗しますので事前学習が大切。私は紙芝居形式ではんだ付けの順序を学び、そのあと教員の実践(ここで工具名、順序等を生徒に言わせて確認)、生徒の実践、という3段階で確認させました。
 はんだ付けが出来たら足の切断。ニッパの使い方も要注意。ニッパの先端を使って切断しますが…
逆向きに使用する生徒がいるので教員の実践の段階で指摘しておきましょう。






















しばらく更新のない間ちらほら見ていただいた皆様、ありがとうございます。ひとりの閲覧が大きなやる気になっております(笑)


0 件のコメント:

コメントを投稿